引き続いて教養を高めるWEEK 2冊目は
上杉 恵理子著 「教養としての着物」

ふとしたきっかけで着物を着るようになったわたくし、今では隙あらば(ちょっとよい食事会や、観劇などなど)で着ていくように、4段の桐ダンスは着物だけでパンパンになっております。(帯は別です)
そんな私ですが、文化としての着物の知識はからっきし。なので基礎を学ぼうと思い手にした一冊でございます。
外国人からの想定質問形式で着物の基礎知識(基本はシルクでできている、意外と動きやすい←これは本当、意外と涼しい←これも本当、昔の着物も充分着れる!←これも本当、中古の着物の中には何十年も前のものもあります。普通に着れます。洋服では考えられないですよね。サイズ直しも、染め直しも可能←着物は分解したら8枚の大きな布に戻るのである程度作り直しができちゃいます。マー便利)などなど着物を着ている人にとっては当然に近い知識から紹介されます。
なかでもお蚕さんからどのようにシルクとして出来上がるかはひじょーに考えさせられます。命を着ているから、劣化しない。通気性があり、UVカットもあり、保湿性もあり、保温性もありまさに天の虫からの授かりもだと思います。
着物の季節感も大事!桜が満開になったら桜柄は着ない!など粋ですよね。楽しみだから着物の柄で表現する。実際に咲いたら実物を見るので桜柄は野暮ってことです。夏は暑い!なら着物を透けさせたり、しゃりっとした麻の着物の風合いで他の方に涼を届ける、これが粋なのです。
産地も大事。47都道府県の多くに着物の産地があります(愛知県で有名なのは有松しぼりですね)産地ごとに特徴のある着物も紹介されております。本書では三大紬である大島紬(鹿児島県)、結城紬(茨城県)、牛首紬(石川県)だけでなく、越後上布(新潟県)の麻の着物も紹介されております。これは知識というか、手に入れたい着物です。
着物に着られないよう勉強あるのみです

最近の着物でお出かけのわたくし、縞大島です。袷の着物も洗いに出さねば 着物はお金がかかります(T_T)
名古屋市守山区 特定社会保険労務士
吉川 未佐子