今年はほぼ土日以外はなんだか仕事をしていたGW。あまり長期休暇の気分になりません。長く事務所を開けて(2~3日)一番困るのは観葉植物。何日か水を上げないとすぐにぐったりしてしまう子がいて困ります。(ハイビスカスとかは毎日みずやりしておりました。アイツ、水やりさぼるとすぐ枯れちゃうの。トホー)
さて、今回のテーマは「教養」。友人が「わたし今年から食に目覚めた!!」と言って紹介してくれた一冊です。
浜田岳文著「美食の教養」

食に目覚めて、食べずに教養に走る友人。好き。
この本は世界一のフーディーである筆者が「学問」というアプローチで食について考察していきます。食べる→うまい→美食の違いから美食をどのように考えるか、民俗学、地政学としての食から今のムーブメントまで、まさに「食」をテーマにした論文です。
料理人を職人として、加工業として、いかに高い技術で「美味しい」食事を作る使命を持っている芸術家と考え、良い食材に頼ることなく、自身の独創的なアイデアで食事を芸術に引き上げる、そのような仕事をする職人を世界中から探して紹介しております。
そのほか世界中の料理について、その土地の特性、歴史からいかに食文化が生まれてきたのか、今どのような文化に発展しているのかも考察されております。(食と文化を考察することを「ガストロミー」といい、本書では多用されております)
例えば日本では、各地(東京・京都・大阪など)で独自の食文化があり、他先進国に比べ、地域多様性があり、恵まれた自然環境により、多様な食材にあふれております。わたくしも気づきませんが、他国では日本のスーパーのように多くの種類の魚が並ぶという事はないそうです。回転すしに行っても1ページに収まらない魚の種類があるなんてほかの国では信じられないそうです。ただ、よいことばかりではなく、移民が少ないので多民族的な食事の文化としては発展しているとはいえない、ともあります。
料理を芸術として、料理人を芸術家として、職人として考えその必ず消えてしまう、芸術作品へのリスペクトがあふれいます。食に関しての考え方を少し変わりました。一食を大切に食べたいときに身に着けておきたい知識にあふれた一冊です。
ちなみに「フーディー」とは美食を求めて世界中を巡り歩く人の事。友人が「フーディーが、フーディーが」と言っていた時、わたくしの脳内辞書では

ポケモン図鑑0065 フーディンしかでてこなかった。
教養って大事
名古屋市守山区 特定社会保険労務士
吉川 未佐子