AIは敵か・味方か

 最近AIに関するセミナーを何件か聞きに行っております。士業向けのセミナーを聞きに行ったときに「AIを業務で使用している方」という質問に半分ぐらいが手を挙げておりました。わたくしも一部業務で使用しておりますが、話を聞くと幅広い分野で利用している方もみえました。セミナーの資料を作成している方もいたので、方法をおしえてもらいました。今度実践します。

「AIで淘汰される職業」という記事が時々あります。士業版もありまして、行政書士や税理士は淘汰されるトップ扱いになっています。社会保険労務士も淘汰される側の士業みたいです。(ちなみに淘汰されないのは弁護士と、中小企業診断士 ほんとかな?)

 手続き業務や給与計算などの自動化できる分野についてはなくなっていくかと思います。ではコンサルや労務相談などはなくなるのか?と言われるとそれはまだNOといえます。

 AIの回答は「必ず」嘘・誤情報が入るリスクはあります。ネットにあるすべての情報を検索する性質上この嘘・誤情報をなくすことはできないみたいです。

 私が使用しているAIにはその情報が正しいかの確認ができるように索引先が見れるようになっています。この内容を人間(専門家)が確認して初めて、正しい情報・アドバイスになります。AIはあくまでも0の情報を1~99にすることはできても最後の100にするのはあくまでも人間・専門家の仕事になりますし、そもそもAIで出てきた情報が正しさ1なのか99なのかを判断するのも人間の仕事になり、そこが我々の存在意義になります。

あくまでも補助的に使用して仕上げは人間、これが正しい使い方なのかなと思います。

(「ネットで検索した意見と、先生言ってること違いますよ( *´艸`)」と言ってくる人!!理屈がわかっていないのにネットで検索したから、大事な前提条件はずしていたり、何年も前の情報だったり、ガセ情報だったり、希望的観測が入ったりしているのよ!!それを説明するのに時間がかかるのよ。AI鵜呑み勢増えております。とほー)

それでも圧倒的に作業量を削減できるツールであることは間違いありません。AIに淘汰されるか、AIに振り回されるか、AIをうまく使うかは士業に限る話ではないですが人次第です。

ちなみに…「社会保険労務士とAI」というテーマでブログ書いて、とチャットGPT先生にお願いしたところ… ↓がでました。

社会保険労務士とAI:これからの働き方にどう活かされる?

最近、AI(人工知能)という言葉をよく耳にするようになりましたが、実は社会保険労務士の仕事にも大きな変化をもたらしつつあるんです。社会保険労務士は、企業の労務管理や社員の保険手続きなどをサポートする専門家ですが、AIの登場でその業務がさらに効率化されています。

例えば、従業員の給与計算や社会保険の手続きをAIがサポートすることで、ミスを減らし、手続きをスピーディに進められるようになっています。これにより、社会保険労務士はもっと大切なアドバイスや問題解決に集中できるようになります。

また、AIは過去のデータを分析して、企業が抱える可能性のあるリスクを予測することもできます。これにより、企業は未然にトラブルを防ぐことができ、より良い職場環境を作るためのヒントを得ることができるのです。

とはいえ、AIができることには限界があります。最終的には人間の判断や、経験に基づいたアドバイスが重要です。AIはあくまで手助けをするツールであり、社会保険労務士の専門知識と経験があってこそ、その効果を最大限に活かすことができるんですね。

今後は、AIと社会保険労務士が一緒に働くことで、企業も社員もより安心して働ける環境が作られていくでしょう。これからの時代、AIと人間の力をうまく組み合わせて、より良い社会を作っていくことが期待されています。

AIと話すAIのイラスト

どちらの文章がお好みですか?(作成にかかった時間AIは30秒くらい、わたくしは秘密です(*^^*))誤字脱字がない分AIの勝利か?

おまけ

○○先生「私最近AIによく質問してるの」わたくし「仕事のことですか」

○○先生「愛について」 ←いい女風に

○○先生…愛については人間に聞こうね ( ;∀;)

名古屋市守山区 特定社会保険労務士

吉川未佐子

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