今年は奇跡の9連休だったみたいです。「みたいです」といったのは、テレビ見てないので奇跡の9連休という言葉自体知らず、アシスタントさんに「年末年始はいつから出勤?」→「今年は奇跡の9連休って言っているじゃないですか!28日から6日まで世間は休みです」→「ホゲー」となったのと、私は別に9連休でなく、ぼちぼち仕事しており9連休の実感が全くないからです。とほほ
わたくし家計簿をつけております。12月で家計簿を使い終わったので、新しいものを買いに書店に行きました。そうしたら…今どき家計簿ってない!ダイ〇ーにもセ〇アにもない!正しくは売ってはいるけど、手帳とか、毎日つけるとか料理レシピもかけるとか仰々しい家計簿しかなく店員さんに聞いたら「現金出納帳ならあります」っていや、近いけど違う。何件も書店も100円ショップも探してみましたが、どこにもありませんで、結局楽天で購入。税込みで一冊800円越え。これ↓

で、その時に行った書店で買った本を紹介。 古屋星斗著 なぜ「若手を育てる」のは今、こんなに難しいのか

若手の育成問題はどこの企業様も頭を悩ませていることです。これは「働き方改革」や「ブラック企業」などという言葉が浸透し特に若手の従業員について、長時間働かせることは悪、つらい業務に従事させることは悪というイメージができてしまい、若手従業員をやさしく扱っている会社が増えていると筆者は述べています。これはわたくしの肌感覚でも全くの同意です。ただ、そのような環境でも若手従業員は退職してしまう…なぜなのか?という疑問を紐解いていく一冊です。
いままでの従業員教育は「質」より「量」。今教育する立場にある上司に当たる人は若いときに圧倒的な量をもって一人前になっていきました。スポーツの上達も同様で、練習の「量」を圧倒的にこなすことで一定程度上達するという経験はみなさんにもあるかと思います。この「量」で上達してきた今の上司にとって長時間労働やハードな仕事という負荷を与えずに若手を育てるというのは非常に困難であるとは容易に想像できますね。なので、量が与えなれない=ゆるい勤務環境になってしまい、若手が「このままでは自分は成長できない」という危機感をもって退職、という事になってしまいます。
なので!「量」で成長ができないのであれば「質」を高めていく、どのような仕事をもって「質」なのかは本書を手に取っていただければと思います。
最近では甲子園の強豪校や駅伝の強豪校でも、一定時間以上の練習はさせない方針になっております。決められた時間の中で最高のパフォーマンスをだす、これからの課題ですね
名古屋市守山区 特定社会保険労務士
吉川未佐子