今月はお客様の社員食堂で何回かランチを頂きました。
一社目は大企業様の社員食堂、製造部品が特殊なため社内撮影OKいただけなかったのですが、大学時代の食堂と同様の広い食堂で皆さんすごいスピードで料理を取っておりました。出遅れた(といっても5分程度です)私はほとんどサイドメニューの選択肢がなく(・ω・)「早い人は並んでいるよ」と言われ大企業の厳しい競争をお昼でも体感しました。
二社目は新社屋で食堂を作った会社様
クリスマス特別メニューだそうです。美味。
社員時代には社員社員食堂がなかったので、社員食堂に憧れがありました。実際食事をしてみてびっくりしたのは、食事を済ませたら皆さんすぐに退席されることと、1人黙食がひじょーに多かったことです。コロナの爪痕がこんなところにまで。と思いましたが、社員の方に話を聞くと「食べて少し寝たり、運動したりしています」とのこと。休憩を有意義に使っていました。
私が独断と偏見で思っている新社屋を建てる際によく聞く社長の希望(願望?)トップ3の中に「自社で食堂(調理場)を持ち従業員においしくて暖かいごはん」があります。残りの2つは「フリーアドレスで仕切りのないオープンな職場・デスク」「運動設備」です。異論は認めます。
フリーアドレスで仕切りのないオープンデスクは流行っているのですかね?会社にお邪魔しますと、書類等が机などに出ておらずすっきりしており好印象です。業務効率化にも一役買っているように思います。ただ、気が付いたらいつも同じ席に座っているような…なこともありますが(*´Д`)
運動設備も会社によってさまざま
ウエイトトレーニングが出来るジム施設・卓球場・インドアゴルフ・グラウンド・ランニングマシン‥など社長の趣味なのでは?会社の特色があって求人アピールもできて好印象です。
自社食堂については、思ったよりもハードルが高い!というのが実感です。過去勤務した会社で「社内で従業員に炊き立てごはんとみそ汁を出したい!準備しろ!」と社長からの勅命が下り調査したことがありますが、「100~200名のご飯とみそ汁作るとすごい熱が出ますよ。冷房機器から準備が必要です。準備に●千万かかるよ」とメーカーさんに言われてしましました。その後調理する人の問題などがあり、社長があきらめたことを覚えております。
「社員においしいごはんを食べさせてあげたい」会社、社長の純粋な気持ちだと思います。シンプルな福利厚生こそ非常にハードルが高い、おいしいごはんを食べながら高いハードルを乗り越えた社長の熱い思いを感じておりました。
名古屋市守山区 特定社会保険労務士
吉川未佐子