社員旅行に行こう!

 最近涼しくなって、過ごしやすく旅行が楽しい季節となりました。最近では円安を背景としたインバウンド需要の高まりで、訪日外国人の消費額が過去最高になったようです。

そんななか、お客様の社員旅行に同行してきました。どこかは…わかりますよね(*’ω’*)

 企業でもコロナ禍で一時なくなっていた社員旅行が復活しているようです。ただ…グーグルで社員旅行を検索すると「社員旅行 行きたくない」「社員旅行 時代遅れ」などの関連ワードが出てきております。

 最近でも、<『社員旅行があります』ってメリットのように記載してる会社、若者からしたらそれが超デメリットなの分かってないのかな?>。という社員旅行に関するこんな投稿がXで8000件近くリツイートされ話題になりました。

 民間会社の調査によると社員旅行の実施実は28.4%だそうです。農業・鉱業・電気ガス水道料や宿泊業は50%を超える実施率で割合が高くなっておりますが、金融・保険料や飲食業・情報通信業は10%代となります。歴史が古い産業、や休日がしっかりしている産業で実施率が高くなっております(製造業は30%でした)。実施している会社での実施頻度は年1回が多かったです

社員旅行の効能ですが

  • コミュニケーションの円滑化
  • モチベーション向上
  • 帰属意識が高まる
  • 従業員のスキルアップ

などが見られます。旅行会社が企画する社員旅行のプランでも、チームビルディングや共同体験・工場見学などがあり、社内コミュニケーション円滑化や、スキルアップに資する企画が多く見られます。そのほか社内で旅行企画を全面的に任せて、旅行企画を通じてコミュニケーションを円滑化する方法も見られます。温泉旅館に泊まって夜は酒盛り……という昭和スタイルの社員旅行が若者や女性に嫌がられる→社員旅行が悪い!はすこし社員旅行がかわいそうです。内容は工夫次第でどうにでもなります。その工夫が会社のうでの見せどころかと思います。(温泉に行って、酒盛りがしたいのだ!という方にはかわいそうですが)

 実際にも…過去、社員旅行に行った後従業員に「どうでした?」と聞くと「楽しかったですよ」という回答がほぼ全員でした。めんどくさそうにしていた若手社員も含めて。面倒なことも多いですが、帰属意識が高まることは間違いないと思っております。

若手のみなさまも、めんどくさがらずに、食わず嫌いせずに、社員旅行に行ってみましょう!(会社の皆様もできたら社員旅行は通常の出勤日で実施しましょう)

吉川を社員旅行に同行させてもよいお客様、ご連絡お待ちしております(‘◇’)ゞ

名古屋市守山区 特定社会保険労務士

吉川未佐子

この記事を書いた人