高齢者の労働災害等を防止するために職場環境の改善に要した費用の一部を補助する「エイジフレンドリー補助金」ですが、令和4年度の募集が開始されました
厚生労働省パンフレット
https://www.mhlw.go.jp/content/11300000/000791930.pdf
対象となる事業者は
①高年齢労働者(60歳以上)を常時1名以上雇用している(対策を実施する業務に就いていること)
②中小事業者
③労働保険に加入している
ということで、対象業務に60歳以上の方がみえれば比較的条件のハードルは低めです
作業環境を改善するための費用としては
①働く労働者の新型コロナウィル感染予防のための費用
②身体機能の低下をともなる施設・装置の導入にかかる費用
③健康や体力状況の把握に関する費用
④安全衛生教育の実施に関する費用
とあります
たとえば②の「施設・装置」では、スロープの設置や階段の手すりの設置、床や通路の滑り止め防止などです(休憩室のエアコン設置なども対象となりえますが、上限額が60万円となります)
高齢者が働きやすい職場=全ての人が働きやすい職場になります
作業効率・生産性向上ではなく、働きやすい・災害が少ない職場を目指す投資をお考えでしたら一度検討する価値のある助成金かと思います
助成金申請期間は令和4年5月11日から、令和4年10月末日までです
予算枠まで達成したら受付が修了してしまいます 応募はお早めに