休むには長く、学ぶには短い大型連休②

この休みに読んだ本の感想です その2

私が好きなYouTuberの方が書かれた小説です 最近好きなYouTuberの方々が立て続けに本をだされていて、ついつい買ってしまいます 消費構造の渦にのまれているおります この方は主に大学の就職活動や会社関連の問題をブラックジョークも交えた動画にされている方です(チャンネル名は「Fラン大学週よくチャンネル」です)

この小説の舞台は、はぼドラ〇エなのですが、その中で主人公は「なぜ最初の町では銅の剣までしか売っていないのか」「なぜ、すべての町で買取価格が同じなのか」「なぜ、村人は同じ服を着ているのか」「なぜ一つの町には各商店が1つしかなく競合しないのか」「なぜモンスターがお金を落とすのか」など、この世界についての疑問を抱き、それは商人ギルドが取り仕切っていると聞きつけた主人公は、謎を解明するために世界を旅します

途中立ち寄った町には商人ギルドとは別の様々な商売がありますが、それも現実社会であるような問題をほうふつとさせるものばかりです(チューリップバブル・奴隷・学校に行かないユーチューバーなどなど)そこで主人公は持論を述べています 弱者にたいして辛辣ですが、それは主人公の人生から生まれた信念にもとづいてブレません

というか、ド〇クエの世界観をそのまま経済システムとして説明できているのがすごい!子供のころドラク〇をはまってプレイしておりましたが、世界観をこのように説明しようとする発想にはただ、驚くばかりです 勇者は〇〇システムなんて普通かんがえません(●●はネタバレになるので伏せておきました)

YouTubeでもこの小説の動画がありますので、興味があるかたは是非ご覧ください

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