先日、仲良くさせていただいている人事コンサルタントの田中さんがセミナーを開催していただいたので参加してまいりました
セミナー中に盗み撮りしております(ブログ掲載の許可は頂いております)(・ω・)
人事評価制度ですが、多くの方は「従業員に適切な給与を支払したい」という気持ちで賃金制度改革をスタートされます。が、最大の問題点は賃金制度ではなく賃金を決める際におこなわれる「評価」の制度になります。この評価制度が形骸化してしまうと、どんなに高価なシステムを導入しても、有名なコンサルにお願いして作ってもらっても賃金制度改革はうまくいきません。法律のように一定の正解となる人事評価制度、賃金制度が存在しないため、0から自社にあったものを作っていく必要があります。(ところで…最近「他社事例教えてください」「ひな形ください」といった、他を参考にするお願いが増えているように思います。他社を出し抜くために動向調査ならいいのですが…他社をまねするだけでは大きな失敗はしないけど独自性はでないのでは?とは思います)
「評価に応じて給与を支給したい」といっても、何を評価するのか、実は会社が分かっていないことが多いのも事実です。成績を評価するのか、成績を評価するなら、何を成績とするのか…などなどです。(もちろん成績を評価せず、完全に年功序列・在籍年数序列でも、それが会社の方針であるならいいです。田中さん曰く「日本で一番大切にしたい会社」でも紹介された伊那食品工業株式会社は完全年功序列だそうです(ただ、面接時に会社にあった人物であるかはかなり調べるようですが)。でも人物を評価する項目は各社大きな差はないそうです
それは… 協調性・積極性・責任感・規律性 です。名称は異なって、項目が増えてもほとんどの会社がこの4項目に集されます。さまざまな会社が独自の評価項目を設定するために議論を重ねた結果、これに落ち着いた(*´з`)という事もあるそうです。
この4項目がそろっている人物が会社が欲しい人物というか、どの社会でも求められる人物ということになりそうですね。
自己評価してみると… まだまだ修行がたらないですね。もっと頑張りましょう