インフルエンザA型で寝込んでおりましたので、引き続き年末年始に読んだ漫画シリーズで
うすくらふみ(著)今泉忠明(慣習) 絶滅動物物語
病気で寝込んでいるとき、もっと明るいテーマの漫画を読むべきですね(*´Д`)
人間が絶滅させた動物の物語です。ドードー、ステラーカイギュウ、ニホンオオカミ………人間によって
絶滅させられた8種の動物や鳥たち。絶滅に至る経緯と、人間がいったい何をしたか、その所業を描きます。人間が生きるためではなく、エゴと自身の利益のために絶滅に追いやられた生き物たち、それを人間社会の中で淡々と描いていきます
「(多分)最後のつがいを標本作成のために殺し、その卵は気が付いたら割れてた」、という記録だけが残っている、鳥や、人間に警戒心がないために一網打尽で捕獲された動物などが描かれております。一番怖い動物は2本足で歩くサルですね
どこかでひっそりと生きていてくれないかなーと思ってしまう…
登場人物の中に、絶滅した動物に何らかの感情をいう者がいない、自己の正当性を述べる人物しかいないので、余計に読者として動物に感情移入してします
そういえばトキ(ニッポニアニッポン)てどうなったのかしら?と思いちょっと調べてみたら、日本産のトキは絶滅しましたが今は日本で中国原産トキが500羽程度まで回復しているそうです。
名古屋市守山区 特定社会保険労務士
吉川未佐子