misako 厚生労働省は、生産性向上の仕組みを支援していくために導入している雇用関係助成金の「生産性要件」を令和5年3月31日で廃止することとしました
生産性要件とは、厚生労働省の背景・趣旨によると
今後労働力人口の減少が見込まれる中で経済成長を図っていくためには、労働生産性を高めていくことが不可欠です。このため、事業所における生産性向上の取組みを支援するため、生産性を向上させた事業所が労働関係助成金（一部）を利用する場合、その助成額又は助成率の割増等を行います。
となり、助成金の割増を行っておりましたが、審査に時間がかかる等事務面で非効率であったため廃止となりました （生産性向上のための助成金割増処理が、生産性悪いって、ジョークですかね(‘Д’)）
その代わり、一部の助成金には賃上げに関する要件を新たに設定することや、キャリアアップ助成金などについては助成金支給額を見直しするとのことです
4月からのキャリアアップ助成金の内容パンフレットです（これについては予定なので、予算成立後にまた詳しく解説します）
愛知県名古屋市 特定社会保険労務士 吉川未佐子