あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ーーーー 車が汚い!!!
せっかく洗車機かけてもすぐに汚れる!!! 一番高いコースにして、オプション全部つけて洗ったのに翌日鳩フンつくって何よ(‘Д’) 色といい量といい鳩の域を超えているよ!猛禽類レベルだよ! わたくし鷹とか鷲とかに狙われているのかしら(獲物として)
そんな悩みはみなさんお持ちかと思いますが、そんな時「まあ、雨でも降ったらきれいになるわ 血で血を洗うですな(‘ω’)」と思うか「だめでも洗い続けるのです 賽の河原の水子みたいに( ;∀;)」
と思うかは人によります ちなみに私は前者
そんな私を戒めるために「割れ窓理論」をご紹介
割れ窓理論とは、アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリング博士により提唱されたもので、1枚の割れた窓ガラスを放置すると、割られる窓ガラスが増え、その建物全体が荒廃し、いずれ街全体が荒れてしまうという理論です。ひとつの無秩序を放置することで、地域社会の秩序維持機能が弱まり、犯罪は増加するというもので、小さな芽のうちに摘むことが大切だということを説いています。
一つゴミが置いてある場所には、どんどんゴミが増えていく…というのは日常生活でもうなずける光景かと思いますが、そのごみを丁寧に取り除くことで、ごみが増える以外の治安もよくなる、という事です
この理論には賛否両論ありますので、鵜吞みにはできませんが、法則性については納得はしやすいかと思います
労務管理の観点でも「従業員のモラル低下が問題となっている!従業員がだらけている!企業風土を変えたい!どのようにすればよいか?」という相談を受けます
割れ窓理論の考え方を当てはめると「小さなミスを放置しない」「社内の小さなルールと徹底的に遵守してもらう」ことで社内風土が徐々に変わっていき職場環境が良くなる期待ができます
ただ、そのアドバイスは評判よくありません 皆さん「小さなミスをいちいち指摘するのは嫌だ それくらい自分で気づいてくれないと困る」とか「一回言ってももわからない人に何回もいうのが嫌」といいます さらに、「社内風土が一発でよくなる魔法の道具」や「従業員のモラルアップする奇跡のコンサル」が存在しているの信じています
車がきれいなのは、こまめに洗車しているからです 洗車しなくてもいい奇跡のコーティングや、一回洗車したらずっときれいな魔法の洗車オプションなんてありません 実際だまされて購入した私が言います ありません!
昨今、パワハラを恐れて注意をいない上司が増えています 注意されない部下は問題行動がエスカレートして取り返しのつかない状況になってしまう場合があります
もちろんパワハラはいけませんが、良い職場環境にするためには、小さな問題を放置しない姿勢が重要です
名古屋市守山区 社会保険労務士 吉川未佐子