ヴィレッジヴァンガードで買いました書籍第二弾 たまに行くとほんとに楽しいところです
はいレッツゴ
「悪魔の傾聴」 ノンフィクションライター 中村淳彦著
著者はAV女優や風俗、介護などの現場でフィールドワークを行い、貧困化する日本の現実を可視化するために傾聴・執筆をつづけています
悪魔の傾聴とは… 「相手から本音を聞き切ること」、または「本音を引き出すことで相手の問題や疑問、現状の答えを相手から導き出すこと」です
傾聴のコツ、「H(否定する)H(比較する)J(自分の話をする)の三大悪」を避けることからはじまり、相手の話を聞き出すための場所、質問の方法、間の取り方、が親切に解説されております
たとえば…
相手の得意な場所(相手の自宅や近所にしましょう)や、座る場所(対角線上に座りましょう 90センチ以上離れましょう)や、心構え(準備しない)、始め方(いきなり本題!)90分以上は行わないなどのハウツーから、傾聴のテクニック(自分の意見は言わないのは当然として、相手のリズムに合わせる、最後まで話をさせる、アドバイスしないなど)です
ほか心の断捨離も重要と筆者はいいます 心の断捨離とは「相手に好かれたい」「信頼されたい」「社会貢献がしたい」という欲望をすて、一定の距離・中立の立場を守って話を聞いていくことです
傾聴のテクニックは言うは易しですが、行うのはひじょーに難しい!だって、自分の意見いいたいもの
何度か読み返して身に着けたいと思います。傾聴