今回はお客様の工場にお邪魔してのハラスメントセミナーでした
ちょっと遠い場所(お客様の事務所より車で1時間強)でしたので、ちょっとした旅行気分
最近の30分程度の街歩き番組って、「近所!!」みたいな場所ですよね(*´Д`) ケーブルテレビではなく地上波でも 大学時代、三重県津市まで通っていた時「毎日が小旅行」と思っておりました 知らない土地まで1時間はそれに近い感覚です
今回はお客様が写真を撮ってくれていたので、セミナー風景です
1時間程度のセミナーでちょっと動画も紹介しました ちょっと極端な例でしたが、みなさん素晴らしい回答をいただき「ここまで理解できているならハラスメントのない職場になりますね(*’ω’*)」と私ご満悦 ただ、人の悪いところはよくみえるけど、自分は見えない部分もあります 今後の行動が少しでも変わりますように
ハラスメントについて、厚生労働省の令和2年「職場のハラスメントに関する調査」というのを紹介します
それによると、
- 過去 3 年間のハラスメント相談件数/該当件数の傾向としては、パワハラ、顧客等からの著しい迷惑為、妊娠・出産・育児休業等ハラスメント、介護休業等ハラスメント、就活等セクハラでは「件数は変わらない」の割合が最も高く、セクハラのみ「減少している」の割合が最も高かった(「件数の増減は分からない」「把握していない」を除く)。また、顧客等からの著しい迷惑行為のみ、「件数が増加している」の割合の方が「減少している」より高かった。
- パワハラ、セクハラおよび妊娠・出産・育児休業等・介護休業等ハラスメントに関して実施している雇用管理上の措置としては、「ハラスメントの内容、ハラスメントを行ってはならない旨の方針の明確化と周知・啓発」および「相談窓口の設置と周知」の割合が、いずれも約 8 割、「相談窓口担当者が相談内容や状況に応じて適切に対応できるようにするための対応」の割合が約 4 割という結果となった。
- ハラスメントの予防・解決のための取組を進めたことによる副次的効果としては、「職場のコミュニケーションが活性化する/風通しが良くなる」(35.9%)の割合が最も高く、次いで「管理職の意識の変化によって職場環境が変わる」(32.4%)が高かった。
- ハラスメント予防・解決のための取組を進める上での課題については、「ハラスメントかどうかの判断が難しい」の回答率が最も高かった。
- ハラスメントの行為者と被害者の雇用形態は「正社員から正社員」が最も多く役職は「上司(役員以外)から部下」が一番多かった
- 過去 3 年間にパワハラを経験した者の割合を男女別でみると、男性(33.3%)の方が女性(29.1%)よりも高かった。業種別では、「電気・ガス・熱供給・水道業」(41.1%)、「建設業」(36.2%)、「医療、福祉」(35.5%)、「生活関連サービス業、娯楽業」(35.2%)等が相対的に高かった。従業員規模別では、100~299 人以下の企業(36.3%)で最も高く、99 人以下の企業(30.0%)で最も低かった。
まとめますと…
従業員は…社員数100~299人の建設または介護の企業で役員以外の男性の管理職(部下がみえるかた)がハラスメントの行為者となる可能性が高いカテゴリーに属する!
企業は…相談窓口を設置しているだけの企業が多く、それでは従業員は「何かあっても会社は改善に向けて動いてくれない(*´Д`)」と思っている!
数字だけをみた若干乱暴な回答ですが、感覚的に的外れでもないかとは思います