いや、あまり休みはなかったのです( ;∀;)
いいのですよ どうせコロナで海外にも行けないし ハワイにはいけるけど、ほぼ不可能だし、遠出をする予定もないし今年は休みがなくっても でもコロナが収束して、海外旅行に行けるようになったときには「休暇が取れない」では困る!わたくしも働き方改革を進めたい(‘ω’)
忙しいのはありがたいことですが、本を探す余裕もあまりなかったので、今回のGWは、「買ってはいたが読んでいない本」を今更読む「青い鳥は家にいた」作戦でGO!
一冊目
竹村亜希子著「経営に活かす」易経
恥ずかしながらこの本を手にするまで「易経」というものが何かというのをわかっておりませんでした
易経とは占いではなく中国の古典、四書五経のうちの五経(易経、書経、詩経、礼記、春秋)のうちで一番古いもので、四書(論語、大学、中庸、孟子)のほうが新しいです。新しいといっても孔子の言語録であるのが「論語」ですが、孔子が亡くなったのがいまから2500年くらい前となっているので、五経がいかに古典なのかです
易経ではこの世界の大本を太極としています 陰と陽を組み合わせて「陽の陽の陽」「陽の陰の陽」などで組み合わせて八卦とします これを二つ組み合わせて六十四卦としています 韓国の国旗の四隅にあるのが易の卦になります これが示すのは、陰から陽、陽から陰に流れ対立し、助け合い、大きく循環しながら成長発展していくという物語です その中には「時中」(その時にか行けるすべき解決策)がしめされているといいます
本書にはすべて陽である卦である「乾為天」として天と龍の物語が、すべて陰である卦である「坤為地」として大地と牝馬の物語書かれています
地に潜んでいた龍が修行を重ねて成長し、大空を翔る立派な飛龍となり、やがて力が衰えていくまでのプロセスが、天下を収める王様の物語として書かれています 現代においては企業のトップなどの組織リーダーの象徴ですね
詳しい「乾為天」の物語はもう一冊の紹介の時にお話しします
何千年も前に書かれた人間学の書籍、現代のわれわれも学ぶところが多いです 人間の本質なんてかわらないのですね