9/7に厚生労働省から発表がありました。令和2年度に実施していた「小学校休業対応助成金」制度を再開する予定となりました。
「小学校休業対応助成金」については、令和2年度で一度終了しまして、令和3年度は「両立支援助成金 新型コロナウィルス感染症対応特例」という制度に変更されておりました。それが、「両立支援助成金」が7月31日で終了して令和3年8月1日以降12月31日までに取得した休暇について「小学校休業対応助成金」が対象となる予定となります。
助成内容も、「両立支援助成金 新型コロナウィルス感染症対応特例」では●新型コロナウィルス感染症のための小学校等の休業について有給休暇とする制度を策定し、その制度を利用した従業員について1人につき5万円だったでしたが、「小学校休業対応助成金」では、●新型コロナウィルス感染症のための小学校等の休業について有給休暇とした場合、その有給休暇分の賃金を補填するものでした。(今回も全く同じ制度となるかはまだ発表はありませんが、たぶんそのような制度となる予定です)
厚生労働省ホームページ
9月以降、学校が各日登校となったり、感染者が出て学級閉鎖となる学校が増加したため、従前の「両立支援助成金」では対応が難しいと判断したためと考えられます。(従来では給与の全額が補償されるわけではないので、制度の採用を控える企業が発生する可能性がある、とわたくしは考えております)
ただ… 対象となる休業について、9月7日発表にもかかわらず、8月1日からの休業について制度変更というのはいかがなものなのでしょうか…(小学校はほとんど夏休みのため、そもそも休業がないという話もありますが、この助成金は保育園や、放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)も対象なので、0ではありません
コロナ禍の中で何回か見た助成金のコロコロ変更がまた出ました( ;∀;)
柔軟な対応といえば、その通りで素晴らしいことなんですけどね
