お客様から「若い従業員が辞めてしまって困る、退職理由は『給料が少ない』らしい 若年者についての昇給基準をアドバイスしてほしい」とのご依頼がありました
ほとんどの日本企業の給与というのは年功序列で、仕事の成長度・貢献度と給与の増加・金額があっていないというのはよく知られていることかとは思います それでも限りのある給与原資をどのように配分するかは会社にとって大きな問題で、一度制度が出来上がった年功序列制度を改定していくのは大変な労力を必要とします
それでも、会社の将来を考えて若年者の給与(昇給基準)を決めて社員に発表していかなければ、今後会社に対しての信頼は得られないのでは、と思います
ところで… 『給料が少ない』という退職理由ですが、本当にそれだけなのでしょうか?
リクナビネクストの記事にはなりますが、 本音の退職理由のランキングが発表されておりました(別集計ですが、『退職時に本当の理由を言う』は約50%でした)
1位 上司・経営者の仕事が気に入らなかった
2位 労働時間・環境が不満だった
3位 同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった
4位 給料が低かった
5位 仕事が面白くなかった
だそうです
若年者の退職を防止するためには 給与配分と労働環境を両輪で考えていく必要がありますね